教育プログラム
食育の教育プログラム開発・監修・添削・執筆
みんなの食育は、各企業様からの依頼で、食育の教育プログラム開発や監修、添削、執筆などの協力をさせていただいております。
食育リーダー養成講座
「食育リーダー」とは、食育の考え方を広める核になる人を言います。食に関わる体系的で深い知識や消費者の多種多様な要望に、適切に応えられる人を育成する為に、種々の分野の専門家が講座をサポートして最新の情報を学びます。食品の知識はもとより、「食と人間社会」「食文化」「流通」「健康」「安全」「農体験」などの他に、プレゼンテーションも習得します。
【過去の実施講座の紹介】
●パルシステム神奈川ゆめコープ
第8期食育リーダー養成講座「初級編」(2008年9月〜11月実施)
食育の基礎を学び、食を取り巻く現状から自らの食生活を振り返るきっかけをつくります。人の食性と食べ物の力・調理器具の扱い・選び方から食の流通・食品表示の見かた・食と運動を学び、最後は調理実習です。
※講座期間中は自分の体調を知るために、食事・体重・ウォーキング記入の課題が出されました。終了後は家族の健康管理に応用していただきたいと思います。
●パルシステム神奈川ゆめコープ
第8期食育リーダー養成講座「中級編」(2009年1月〜3月)
食文化の基本(通過儀礼と食、彩り遊び、マナー)、(発酵食品、パルシステムの商品政策)、食を取り巻く環境(絵本)、プレゼンの目的などを学びます。最終日には初級、中級編で学んだことを踏まえた食育講座を組み立て、プレゼンテーションをします。
講座の中の先生のお一人を紹介します。
真珠まりこ氏(絵本作家)
神戸生まれ、神戸女学院大学卒、2004年「もったいないってどういう意味?」と息子に聞かれたことがきっかけで作った絵本「もったいないばあさん」(講談社)がベストセラーになる。「考えよう世界のこと」(講談社)他など出版されている。
真珠まりこHP http://www.marikoshinju.com
<受講者の感想(NPO会員)>
子どものころ両親、祖父母から「もったいないから・・」など言われてきたが、いざ意味を聞かれたら答えられない。真珠先生も我が子からの問いに、どのように伝えたら良いか考え、「もったいないおばあさん」と言う主人公を登場させて、その意味をわかりやすく伝えています。
「もったいない」と言う言葉は仏教からきていて、「命の大切さを伝える言葉」と言う意味があるそうです。「もったいない」=「命を大切にする」心に留めておきたいと思いました。又、「地球に起きている10の問題」では、偏った富のしわ寄せが弱者である子どもたちにさまざまな形で起きている話をお聞きしました。子どもにも理解しやすい内容でしたが、私には「暮らしのあり様を見直そう」と感じさせる深いメッセージになりました。